オリンパスのミラーレス一眼を比較してみる<第四回> [カメラ]
オリンパスのミラーレス一眼比較の第四回は撮影時のコントロール機能、画像エフェクト機能だ。
EVFで画像を見ながら画像をコントロール
- E-M5:ハイライト&シャドーコントロール
- E-P5:ハイライト&シャドーコントロール
- E-M10:ハイライト&シャドーコントロール
EVF/液晶画面はシャッターを見る前から撮影した画像が見れることが最大のメリットであり、さらに活かすのがこれらの機能だ。
ハイライト&シャドーコントロールは、ハイライト・シャドー部の階調を個別に調整することができ、調整結果を見ながら積極的に変更できる。空のいろを明るくしたり、シャドーを潰したり、逆にシャドーを持ち上げたりなど撮影時に調整でき、シャッターを押した時点で完成度の高い写真を作り出せる。
なお、E-P5にもハイライト&シャドーコントロールは装備されているのだが、他の2機種とは操作体系が異なっている。OM-Dの2機種は前ダイヤル/後ダイヤルでハイライト・シャドーそれぞれを調整できるのだが、E-P5は十字キーの右・左で操作することになり、少々地味だ。
追記 :E-M10にはカラークリエーターも搭載されている。E-M1から採用された機能だが、撮影時に好みの色調に作り上げることができる。これも積極的に画像をコントロールしていく機能だ。
オリンパスだからこその多彩なアートフィルター
アートフィルターは一眼レフE-30で初めて搭載され、それ以来人気を博している機能だ。今やスマホで撮影した写真にフィルターをかけるのがかなり一般的になっているから、オリンパスには先見の目があったのかもしれない。
E-M5では次の11種類のフィルターが搭載されている。
- ポップアート(Ⅰ/Ⅱ)
- ファンタジックフォーカス
- デイドリーム(Ⅰ/Ⅱ)
- ライトトーン
- ラフモノクローム(Ⅰ/Ⅱ)
- トイフォト(Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ)
- ジオラマ
- クロスプロセス(Ⅰ/Ⅱ)
- ジェントルセピア
- ドラマチックトーン(Ⅰ/Ⅱ)
- リーニュクレール(Ⅰ/Ⅱ)
E-P5とE-M10はさらに「ウォーターカラー(Ⅰ/Ⅱ)」が追加され、計12種類。また、アートフィルターに加えて、「アートエフェクト」という機能もあり、アートフィルターとアートエフェクトを同時にかけることができる。
アートフィルターは色味やコントラストが変わるのに対し、アートエフェクトはフレームを付けたり、周辺を落としたり光源から発する光の具合を変えたりと加工処理になる。E-M5では次の5つが搭載されている。
- ソフトフォーカス
- ピンホール
- アートフレーム
- ホワイトエッジ
- スターライト
E-P5、E-M10ではさらに「モノクロエフェクト」が追加されている。アートフィルターとアートエフェクトの組み合わせで個性的な写真を作り出すことができる。また、後処理ではないところがポイント。フィルターがかかった状態で撮影できるから、撮影の時点で完成したイメージを確認できる。
ミラーレスカメラの強みは積極的な画像コントロール
撮影時の画像コントロールはまさにミラーレス一眼の特徴を活かした機能といえる。従来の一眼レフのOVFはたしかに目の前にあるものをクリアに見えるようにしていたが、撮影後の画像を見れるわけではなかった。EVFはリアルタイムで撮影後の画像を確認しながら、積極的な画像コントロールをしていくのが面白そうだ。
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