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E-P5の微ブレ問題 [カメラ]

E-P5は発売当初から「微ブレ」問題が騒がれていた。価格.comが最初だったと思われる。 最近、自分の写真を見ていてどうもしゃっきりしない感を感じるので、もしや・・・。


Lucca, Toscana, Piazza dell'Anfiteatro / unukorno

微ブレとはなんぞや

「微ブレ」とは、微妙なブレのこと。しかも、あまり手ブレしなさそうなシャッター速度で、手ブレ補正機構がオンにもかかわらず起こるものを指している。 価格.comや2chでは、当初1/125前後で起こりやすいという書き込みがあった。

そして、様々なユーザーの推測や検証によって、E-P5の微ブレはどうもシャッターショックを拾ってしまっているという説が有力視された。

微ブレをチェックする

広角で引きで撮ることが多いのだが、そのときに樹の枝がなんかもやっとする、いや、なんか枝が二重っぽく写ってる?みたいに感じることが多かった。当初は風で揺れているのかな、なんてことも思ったが、この微ブレ問題にあたっているのではという懸念が強まった。

そこで、実際にチェックしてみた。まずは、微ブレと思しき画像から。

写真から等倍で切り出した。枝部分がなんか二重っぽい。シャッタースピードは1/250。RAWから現像し、Lightroomでシャープネスを20かけてある。いや、これ、おかしいよねぇ・・・。

微ブレ

次に、シャッター速度を変えた写真での比較。
微ブレ比較

左がISO100 11mm f7.1 SS 1/250、右がISO100 11mm f7.1 SS 1/400である。比較がわかりやすいように、Lightroomで露光量を調整し同じ輝度になるようにしている。露光量以外は一切いじっていない(シャープネスもかけていない)。
やはり左側は右に比べると結構甘い。これだけはっきり違ってくると、泣けてくる。

E-M1では対応済み!

実はE-M1でも同様の問題があったのだが、今年の1月にリリースされたファームウェアによってこの問題が解消されている。低振動モード0秒というのが追加されたのが、この件の対応になっている。 このモードにすると、1/320以下のシャッタースピードの場合、シャッターの前幕が開ききってから、ほんの僅か(約20ms)後に電子シャッターによって露光が開始される。

微ブレの原因が前幕が開ききったときの衝撃によるものなので、その衝撃が収まってから露光を開始するということだ。そして、前幕が開ききるパターンというのは、フラッシュの同調速度まで、つまりそれが1/320なのだ。

E-P5でも対策を期待するが・・・

4月になってからE-P5用も対策のファームウェアがリリースされるという噂が出ている。だが、どこまで信じていいものやら。正直細かいことを気にしやすい正確なので、この微ブレはほんと精神衛生上良くない。E-M1に買い換えるか・・・いや、金がない・・・。チルトできるEVFも捨てがたい・・・。

この微ブレを避けるために、シャッター速度が1/60より出来るだけ遅くなるか、1/400以上になるようにするか、わざわざ絞りやISOを変えるという作業を強いられている。本当に操作性には大満足しているだけに、残念で仕方ない。あと数ヶ月まってもファームウェアがリリースされないなら、買い替えを考えねばいけないかもしれない・・・。やだなぁ。

追記

なんと、5月14日にオリンパスから新ファームウェアがリリースされた! 詳しくはこちらの記事で!
 E-P5の微ブレ対策ファームキター!!

こちらの記事もどうぞ

 単焦点レンズで写真がうまくなる:オリンパス ペンでぶらっと出撃。【PEN E-P5】

 

関連NAVERまとめ

【ミラーレス】やっぱり単焦点!マイクロフォーサーズのおすすめ単焦点レンズ - NAVER まとめ


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コメント 1

あるいる

僕のE-P5は、等倍チェックしてもなんの問題もないですけれどね。
個体差があるのでしょうかね。

by あるいる (2014-05-12 04:32) 

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